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介護技術講習

清水内科

平成31年1月17日(金)

 

徳島文理大学 保健福祉学部 理学療法学科の鶯春夫先生にお越しいただき、今回は『食事動作介助・ポジショニング』についてご教授いただきました。

 

食事される際、入院患者様やデイサービスご利用者様、グループホーム入居者様の中には自身で食べることができる方もいれば、介助のもと食べられる方もたくさんいらっしゃいます。

皆様に美味しいと思って食べていただくには調理を工夫するのはもちろんのことですが、食べている時の姿勢も大事なポイントとなってきます。

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☆飲水時の介助:ギャッジアップ30度挙上・頸部前屈位

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☆ギャッジアップしたり、水平位に戻した際は必ず背抜き・足抜きをして除圧を!

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☆側臥位の際のポジショニング:クッションを使用して除圧と安定感を◎

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今回の勉強会では嚥下と誤嚥について理解し、理想的な姿勢で食事を提供することができるよう知識を深めることができました。明日からも皆様に良い姿勢でお食事を召し上がっていただけるよう業務に努めていきたいです。また、座位や臥床時間が長い方へのポジショニングも一人一人のケースに合わせて適切なクッションを選択し、除圧しながらも安定した姿勢を保持することができるように対応していきたいと思います。

 

鶯先生、今回も貴重なご講義、ありがとうございました。