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リハビリだより6月号

清水内科

先月に引き続き免疫向上について、残りの項目をご説明いたします♪

1~4項目については「リハビリだより5月号」をご覧ください(⌒∇⌒)/

 

5.エアコンオフ

私たちの身体には、もともと暑さや寒さに対して耐える機能が備わっていますが、

室度と外気温の差が激しいと自律神経の乱れから体温調節や新陳代謝がうまく働かず、

免疫力が低下してしまいがちです。

また、エアコンの普及で一年を通じて室内が適温に保たれるようになると

自分の力で体温調節ができなくなってしまい、ウイルスなどに感染しても体温を上げられず

免疫細胞も十分に機能できないまま病気にかかりやすくなってしまいます。

こういったことを防ぐためにも、エアコンに頼りすぎない生活を心掛けましょう。

※熱中症予防のため無理のない範囲で行ってください!!

 

6.マッサージ

マッサージをすると、血行が良くなり全身の血流がアップします。

自律神経を整えて血行を良くすることで、免疫細胞が活性化するといわれています。

 

7.抗菌グッズを過信しない

コロナ禍になり、抗菌グッズが増えてきました。

一見、免疫力を高めるために役立ちそうですが、実は意外な落とし穴が…。

細菌やウイルスの中には人体に害を及ぼすものもあれば免疫の助けになるものもあります。

過剰な抗菌によって善玉菌まで退治してしまうと、極弱病原体にも感染しやすくなってしまいます。

なにごとも適度が一番ということですね。

 

8.睡眠

人間は、眠り始めて2~3時間ほど経過すると体から成長ホルモンが分泌されます。

この成長ホルモンには、細胞の修復や身体全体の疲労を回復させる働きがあり

免疫力と密接な関係があります。

免疫を高める睡眠のポイント

7時間睡眠を取る

→免疫を高めるために最も効果的。睡眠は短すぎても長すぎてもよくありません。

質の高い睡眠を心掛ける

→深い睡眠(ノンレム睡眠)になると、副交感神経が活発化するため、

身体や脳をしっかり休ませることができます。

食事は睡眠の3時間前までにする

→睡眠直前に食事をしてしまうと消化の働きが活発となり

脳や身体を休めることが困難となります。

 

免疫向上についての8項目は以上です!いかがでしたか(._.)

変異を繰り返しいつまで続くか見通しのつかないコロナ禍ですが、

少しでも免疫力を高めるための参考にしていただけると幸いです(o^―^o)♪